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閉管のポルタティフ・オルガン

  • 執筆者の写真: Goh
    Goh
  • 2022年2月16日
  • 読了時間: 1分

ポルタティフ・オルガンを閉管で作っている映像は余り見かけないのは、閉管と開館の音色の特性で、和音がきれいに響き合う楽器を選ぶのか、メロディー楽器として単音の通りの良い演奏を楽しむのかに依るのかもしれない。キャップを付けた閉管パイプが並ぶとなによりオルガンらしく美しく思うのだけども、ネットで検索しても開管に比べて圧倒的に少ない。写真は閉管の先端にかぶせるキャップで、これの管内への出し入れでかんたんにチューニングが出来る。このキャップが少しでも内径に合わないと音が鳴らなくなる。


皮を巻く方法が多いが紙を巻いたものもあったという話をどこかで読んだ。この時代には羊皮紙を使ったのかもしれないが、皮に替わる素材としてあまりに身近なマスキングテープが簡単に解決してくれた。ただし閉管パイプの繊細で気難しい構造は、音色のこと、風圧のことなどこれからも難題を用意してくれているはず・・・。



 
 
 

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