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  • 執筆者の写真Goh

野良猫とキジ

最近、ここ春来荘の周囲に野良猫が2匹出没している。玄関から入る私と入れ違いに灰色のぶちネコが出てきて驚いたことがあった。案の定、台所から引っ張り出したゴミがソファーの部屋に散らかしてあった。塩鮭の匂いに惹かれて来たようだ。

大テーブルで本を読んでいると、目の片隅に何かが通っていった。性懲りもなくまたぶちネコかと思ったら、デッキの脇をキジが悠々と歩いていった。水道の横を通り、斜面の登り、野鳥の餌台の脇を通り畑の向こうに消えていった。5月はじめころから畑の上の藪の周囲によく見かけるキジの縄張りに、もしかしてここも入っているのだろうか・・。ソングシーズンが終わり子育てに入るとあまり鳴かなくなるらしい。最近は姿は見るが鳴き声はそれほど聞かなくなった。藪のどこかで子育てが始まっているのだろう。

山を歩くときに「ちょっと雉撃ちに行ってくる」という隠語は男性専用だが、キジは昔から狩猟され食用にされていた。キジはその美しさと狩猟鳥として親しみもあり日本の国鳥に指定されているが、本来保護され大切にされるべき国鳥を狩猟し食用にする国は日本だけらしい。


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