東京に比べると一月近く畑の作業は遅れているかもしれない。春来荘の近隣の畑にもトウモロコシやジャガイモが15センチほど伸びてきているが、寒冷地とは違い東京の春夏野菜は人の背丈程に伸び、花を咲かせ青い実を付けているのだろうか・・。横浜で野菜を育ているS氏の畑ではジャガイモが年に二度の収穫があるという。小淵沢では考えられないが、その話を聞いたときに、縄文、弥生の昔から、どこに住居を定めるかで貧富の差が出来たのだろうなと思い至った。このあたりは富士川の上流にあたり、釜無川沿いに甲府を中心に諏訪湖あたりまで多くの縄文遺跡が出土している。暖かな甲府分地に比べると、小淵沢から富士見町あたりはやはりその時代も寒かったと思うけど、遺跡にはその生活の差が現れているのだろうか・・。
春来荘の畑は4月の終わりに一度トラクターを入れたきり草取りもしていないし、無農薬で育てている畑なのでもちろん除草剤も使っていないが、まだ写真の通りくさも生えていない。これから雑草との戦いの時期を迎える。そしていつもその戦いには負けている。
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