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執筆者の写真Goh

今年はじめてのヒグラシ

今年はじめてのヒグラシを聴いた。今朝の天気予報で、昨日は各地でヒグラシの初鳴を観察したと言う報道があったが、山梨のここでも昨日の夕方、この工房の北側にある小さな林から初鳴きが聞こえてきた。気象庁の発表する生物季節観測を見ると松江、長野が14日、秋田が13日・・などまるで申し合わせたように全国で同じ時期に初鳴きをするのは面白い。人間の五感には見えない季節のシグナルを感じているのだろうか。

ヒグラシの鳴き声に切なく寂しい音を感じるのは何故だろう。鳴きはじめの音から最後の音は半音程度下がっている。短調が悲しい響きを持つのと同じ理屈だと思うが、その半音の下がりは子供の鳴き声にも似ている。


長い雨の季節のほんの少しの空気の乾きを見つけたように鳴き出したヒグラシのように、今日のこの晴れ間で下草が乾いているうちに草刈りをしたほうが良さそうだ。明日からはまた雨が続くらしい。この時期は野菜も育つが雑草の勢いはすごい。


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