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春来荘に露天風呂、鉄砲風呂というらしい・・

  • 執筆者の写真: Goh
    Goh
  • 3 日前
  • 読了時間: 2分

更新日:2 日前


春来荘に露天風呂ができた。先月の末の事、ここに到着すると何やら外の机の上に古いお風呂のようなものがあるではないか!工務店を営む大家が古い家の倉庫の解体の折に出てきたが捨てるにしのびなく、ここならば喜んでくれるだろうと思い持ってきたとのこと・・。当然、歓喜した。


子供の頃の話し、私が10歳にも満たない頃の秋田の田舎の風呂は、大きな鉄鍋の五右衛門風呂だった。足を湯船の底に直に接触させると当然のようにやけどする。それを防ぐには木製の丸い4,50センチほどの木枠を足から外さないように、脇から浮こうとする木枠を押さえながら、上手くバランスを取りながら入る技が必要だった。五右衛門風呂はその名称と形、入る技まで知っていたが、この木で出来た風呂は初めて見るものだった。


風呂の歴史を調べてみると「鉄砲風呂」といって、江戸時代に作られたものらしい。関西の五右衛門風呂に対して、関東の鉄砲風呂として普及し、明治、大正の頃には全国に普及したらしいが、この風呂自体は少なくとも昭和の終わる頃に作られたものではないだろうか。使っていなかったとは言え、古びた木に傷んだところがほとんどなく、鉄砲風呂の由来でもある銅の筒部分もまだ新しいように見える。


庭先ということもあり露天で使うには目隠しも完全ではないので、夕方や夜に周囲を気にしながら三度ほど入った。この木製の風呂の保温力に驚いた。薪を止めて3時間過ぎても、まだほとんど冷めていなかった。熾(おき)はすぐに無くなるので、火の熱で保温されたのではない事はわかる。これが木製風呂の保温力なのだ。今の樹脂製の風呂はスイッチひとつで温めてくれるのはありがたいが冷めるのも早い。その便利さと比較しても、木製の風呂は脅威の保温力に驚いた。


 
 
 

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